湯川潮音 Official Website
Diary

2007年12月14日

12月7日

kentへの移動
ここからしばらく録音

マサさんという男の人が迎えに来てくれ
車で一時間半
郊外にある古い建物の多い街へ

B&Bで通された部屋は一番上の階なので
重い重いトランクを ここのおじいさんと男性二人で運んでいただく

光がたくさん降り注ぐ緑色の絨毯に白い壁の屋根裏のような部屋
今後に備えて洗濯をしたり 
荷解きをしたり
日本でマネージャーさんが買ってくれた加湿器をセットしたりする
近くのスーパーでクリスマスセールのため半額になっていたキャンドルを買う
一気に居心地がよくなる

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クマさんとエンジニアのティムと楽器のグラハムと隣同士の部屋
合宿みたいで楽しい
みんなで中華を食べに行く
N.Yで録音したときはスタッフがけっこういたけど 
今回は一人なので
会話は全部英語
耳がよくなりそう
イギリスはいろんな人種が入り混じっているから
この一ヶ月で世界中の料理が食べられるとしたら
その豊かさで私はどのくらいふくよかになるんだろう
興味もあるけど恐ろしい

ティムとグラハムはなぜか初めて逢った気がしない
いつになくリラックスしている
明日が楽しみ


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2007年12月12日

12月6日

電車に乗っていると可愛い女の子が外の景色を
写真に撮っている 
翠れんを想う
でっかい口を開けてあくびをしたらシャッターを押されてしまった

よく晴れた朝 
ホテルは12階なので眺めがいい
サイレンの音が一日中響いている
目の前は教会
昔 ホテルで真っ裸で窓から外を見ていたら
窓掃除の業者さんが降りてきて 
完全に目が合ったことがあったが またやってしまった
ルームメイキングの黒人の女の人に扉を開けられてしまった

もう三度目は気をつけよう

少し街を歩くとすごい賑わい
これはいろいろ気合をいれないと歩けないかも知れない
eriちゃんに電話して買い物の約束
部屋に戻ってギターを弾く
鳴り方が全然違う きれいな音 
「Street of London」を唄う

昨晩はくまさんとゆうひくん(子供の頃からの知り合い)と
日本料理やさんに行った
 
高い!
ウニの茶碗蒸しや刺身を食べ 
日本とイギリスの音楽の話をした

小雨が降ってきた

可愛いイタリア料理やさんに入ってみる
ポルチーニ茸のパスタと少しのお酒を飲む
イタリア訛りの英語はアイルランドでのルームメイトを思い出す

日本語で 普段言えないことを大声で喋ってみる 快感

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今日会った人が口々から
私が明日からレコーディングで行く街kentはいろいろなモノが出るといわれる

もしそうならマジックも起こりやすいかも知れない

そう思うことにする

eriちゃんが部屋に来て 二人でベットに寝転び話をする
この人とこんなに近くにいるのが不思議

また近くのマックで水を買って塩風呂に入る

日本から友人の大切な人が亡くなったと知らせがくる
心からご冥福をお祈りして眠りにつく

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2007年12月11日

12月4日

イギリス英語は軟口蓋を高く上げることがコツな気がする
でも
どうしても日本語がまざってしまう



そういえば、
入国審査で「誰と何しにきた?」と言われ、
ご一緒させていただく クマ原田さんのことを伝えようとして
「クマ」「クマ」と言っていたら通じないので
「ベアーとレコーディング」と言ったら
「EMIはすごい会社だ」と笑われてしまった

そして
「ペンス」 
私はあれをずっと「ペニス」と言っていたみたい



でもみんな何でも譲り合うし目が合うとにこっとする
何かするときには必ず一言言う

そういうことをだいぶ忘れていた


雨がやまないので 早めにロンドンに戻ることした

ウィンダミアのカフェで歌詞を書いていると
またおじいさんに話しかけられる
ギターを持っていたので
「インターネットで音楽を売ることをどう思うか」って
そんなの英語で答えられない

またサインをする
そういえばこの町で老人しか見ていない
みんな夫婦は手をつないでいる


2007年12月09日

12月3日

ウィンダミアでの朝は雨が降ったりやんだり

eriちゃんから電話があった 国際電話ってすごいな


イングリッシュブレックファストを食べて とりあえず歩いてみる
傘を買って湖のほとりへ

ピーターラビットの作者 ビアトリクス・ポターの住んでいた辺りまで
行ってみようと思い 
いろんな人に聞くと car ferryに乗る上に 
とっても遠いみたい

かまわず歩いてみると 本当に遠かった

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草原をひたすら歩いてやっとついた場所は
車しか並んでいなくて
人間のみは私だけだった

どうやって乗ろうか悩んでいると 船の上から人が呼んでいるので
とりあえず乗ってみた 50ペンス払う

よくわからない島についた 人っ子一人いない
聴いたこともないような綺麗な声で鳴く おなかが橙で若草色の
可愛い小鳥がついてくる
バスは冬の期間はやっていないと書いてある
どこがhill topだかわからないまま ひたすら歩く

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postmanのおじいさんがいた
いつも旅に出るときは まず靴をどれにするかをよく考えるけど
外国の人はよく靴をみている 「そのブーツで大丈夫かい?」と言ってくれた

「大丈夫」と答えてしばらく山を登っていくと 途方もない道のり
ヒッチハイクをしていたら見覚えのある赤い車 また彼に遭遇
車に乗せてくれて そこら中に郵便を配った
牧場や丘の上の家や船つき場

彼は本当に親切でいろんな話をした 
この島は相当大きいらしい
そうしてhill topに到着 
ハグしてお別れするとclosedの文字
なんとなく予感していたので 丘を下り 羊に戯れてみる

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誰かに似ている 
ときどき静止してこっちを見つめる顔がなんとも可愛い
橋を渡り湖をこえる ポターの世界がそのまま 
絵の中にいるみたい
寒さはあまり気にならない
うろうろしているとなんとまたpostmanに出遭った

近くの村まで送ってくれた 
何度もお礼を言う


「君に会えて本当によかった」ってこんなところで言われると思わなかった
 
 

2007年12月06日

11月29日

一ヶ月分の荷物とギターを持っての
長旅は想像以上に大変

カーテン柄のコートに ギターを背負い
ゴロゴロとトランクをひいて歩く私は面白いみたい
よく話しかけられる

ヒースローからユーストン
ユーストンからウィンダミアへの電車での移動
ユーストンはとても人が多く 席がいっぱいだったけどなんとか座れた

イギリスの男性はみんな親切でよく手を貸してくれる
なんだかよくわからないけど何人かにサインをした
オクセンホルムで乗り換えて そこからの乗客は私一人

誰もいないので自分で写真を撮っていると ハンプティダンプティみたいな
車掌さんがきて 何か言っているから 写真を撮ってくれる(の)かと思って
カメラを渡したらチケットの点検だったみたい

ここは鉄道発祥の地らしい
乗換えの時間がうまくいかず B&Bについたころには夜遅くになってしまった
ものすごく夜景がきれい 宝石みたい 牧場のにおいがする
つくとさっそくハプニング 

B&Bは来月の予約になっていたらしく たたき起こしてしまった
でもなんとか空いている部屋に泊めてもらえた



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